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自分史その1の2

        母は文学好きの看護婦                Image             

母は長崎県対馬の生まれで女学生時代から短歌を詠み、『柿の歌人』と言われた中島哀浪の弟子だった。当時の弟子仲間の評を読むと「山本さんは昭和七年(十五才)頃から短歌を始めた由だから相当おませな少女であったらしい。「ひのくに」に入社したのが、わたしが昭和十年で山本さんが十二年、郷里福岡県田川市の「ひのくに」歌会で、私たちは時々席を同じくした。当時の山本さんは芳紀二十才。小倉市立病院看護婦養成所出身の白衣の天使であったが、非常に理知的なタイプで、あまり笑顔をみせずおおきな目で男どもをにらむので、二十四才の弱気な青年であった私のほうがケイエンして、なるべく近づかなかったように記憶している。」(日本歌人クラブ会員   福田 並樹 )

 

 母親のほうは可愛げのない小生意気な性格だったらしい。わがままな父と生意気な母がどうやって出会い、二男一女を設けたのかはいまだにわかっていない。 昭和二十五年、父が三十三才の若さで急逝する。母は相当なショックだった様でこどもたちに父のことを話すことはほとんどなかったからである。私たち兄弟は、埼玉県の叔父夫婦に引き取られることになった。

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受信: 2008年8月27日 (水) 18時47分

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