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2009年1月

名参謀のことば

 某大手食品メーカーのYさん、名秘書室長として業界の有名人だ。あるとき「Yさん 対外的な社長コメントはすべてあなたが書いている。重要な政策のアイデァはほとんどあなたが出しているって聞いたよ、あなたが社長やった方がいいんじゃないの?」「そうはいかないんですよ。例えばトップはヒマラヤの頂上にいるとしますね。わたしは一番近いペースキャンプにいます、トップの動作はすべて見えます。歩く、しゃがむ、北を向いている、くっきりとみえています。でもねわたしにはトップがそのときどんな風を受けているのか?どのくらいの強さの風なのかわかりません、トップとわたしの違いはそこにあります。」プロは『やりたいこととできることを分けて行動できる人』と聞いたことがある。Yさんはまさにプロの参謀役なのだろう。それがわかった上で彼の社長としての仕事を見てみたいと思った。

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リアクションペーパー

 毎回の授業内に「リアクションペーパー」と呼ぶ授業に対する意見・感想・質問等を書く用紙が配布され,その授業時間内に 回収する.出欠の確認の意味もある。「地球環境の変遷と未来」佐々木研一教授の授業、教授は化学のスペシャリストなので化学式を連発する講義があった。こちらは文系出身さっぱり中身が理解できない。ホトホト困り果ててリアクションペーパーに「今日の授業はよく分かりませんでした」と書いたら翌週教授から「どうもすみませんでした」と返事があった。

「授業中に居眠りしているから理解できないのだ。教授のせいにするのは良くない」と仲間がいう。そう言われても昔から理解できないことに出会うと眠くなるのだからしかたがない。

 佐々木教授は受講生のリアクションペーパーすべてにコメントをつけて返す。教授の「リアクションペーパー」に対する「RE・リアクションペーパー」は毎回A4サイズで4ページにびっしりと書かれ全員に配布される。各人の質問、先生のコメントこれを読むだけで授業を受けている気分になる。教授はこのコメントの作成にどれだけの時間をかけているのか?一人もおちこぼれを出さないという教授の意気込みが伝わってくる「RE・リアクションペーパー」だ。

 昨日は「歴史と文化の探究」松平定知教授の打上げパーテイがあった。松平教授は受講生のリアクションペーパーに対し徹底的に調査して翌週授業の冒頭で回答する。受講生の思いつきとも見える質問に対しても詳細に文献を調査した上で答えるのが松平教授流のようだ。報道人としての基本的作法なのかもしれないがそれだけではあるまい。松平教授の修了レポートは1/16日が締め切りだった。教授は1/23のパーテイに受講生全員のレポートを読みこんだ上で出席されている。授業に対する教授の真剣なスタンスが感じられた。

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ベンチャーフェア

  木村拓哉 テレビドラマ「HERO」は全話視聴率30%以上を記録した。人気の男性アイドルである。ドラマでのファッションや髪型がよく話題になり、1990年代後半には木村を真似たロン毛が大流行した。木村拓哉のファッションをまねても彼のように人気がでないことは誰でも知っている。

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 ところがこれと似たようなことをマネジメントの世界でやることがある。優れた企業の成功した要因を調べて自分の企業にとりいれる、「ベンチ・マーク」という手法だ。優れた企業のやりかたを真似たからといって自分の会社が優れた企業になるわけでもないと思うのだが「MBA」でも盛んにベンチ・マークの手法を教えている。そしてほとんどの企業が失敗している。

ベンチ・マークが成功するためには2つの条件がある。ひとつはタイミング、その企業が成功した時代、環境は今も続いているか?変化の激しい時代五年も前の成功事例を追っても成功はおぼつかない。もう一つはベンチ・マーク先の企業と自分の企業の共通点と相違点を徹底的に調べ上げ取り入れ可能なことを抽出することである。木村拓哉は1995年から毎年ベストジーニストに選ばれ1998年にはベストジーニストの殿堂入りを果たした。だからといって短足の人間がジーンズを履いてキムタクを気取ってもどうにもならないのと同じである。自分の企業の持つオリジナリティとは何かを考えるのがベンチ・マークの出発点ということになる。

1/21から有楽町の国際フォーラムでベンチャー企業の展示会が開催された。ベンチヤーのオリジナリテイを見に出かけてみた。

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ギフトショウと比べて女性の見学者が少ないのが気になったが当日一番の私のお勧めブースを紹介しておこう。継ぎ足す醤油の量によって同じ皿の絵柄が変化する「醤油絵皿」fantasutekiという会社の商品だ。

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ヒット商品になるかどうかはわからない。しかしこういう発想に出会うと日本の中小企業の未来は明るいと思えてくるのが楽しい。

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yes we can

 退職した異業種の仲間が集まって飲み会が一年続いている。1/16は五回目、新年会があった。社団法人「セカンドライフ協会」の会員のTさんはMさんと組んで「手作りの石鹸教室」の企画を立ち上げるらしい。AさんとFさんはコンビを組んで販売の仕事を始めた。私の関係しているベンチャーの新商品の売り込みをAさんが応援してくれることになった。Tさんはセカンドライフ協会のメンバーに立教セカンドステージ大学の内容を紹介したいと言う。釣り名人のMさんは仲間との旅行を企画してくれている。一年たって単なる「飲み会ではつまらないね」という気分がメンバー大半の意見のようだ。何事かが始まりそうな予感。YES WE CANの宣言をしておこう。

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風の盆歌

 ボン 30年来の友人。異業種研修会で知り合った。チームの最年少だったのでニックネームはボンとなった。メーカーの商品開発を担当していた彼が「梅毒の原因となるスピロヘータは顕微鏡でみると栓抜きの形に似ている」と主張したので我々のチーム名は「栓抜きチーム」となった。現在もこのチーム名は使われている。

若いころは富山から社用で上京すると「商品開発Photoのイメージが湧く」という理由で日劇ミュージックホールに行きたがるので度々一緒に 行った。商品開発とミュージックホールがなぜ関連するのか?いまだに本人からの説明はない。

現役である。出世や役職には無頓着の人のようだ。オフの時の彼の時間の使い方からそのことがうかがえる。蕎麦打ちは師範級の腕前である。奥さんが自分の打った蕎麦を食べてくれないので理由を聞いてみたら「蕎麦が嫌い」と答えたので饂飩打ちの勉強をするという心やさしいひとなのだ。

Photo_2 ボンの打った蕎麦、まだ食べさせて貰ってない。社交ダンス歴は20年。おわら盆・男踊りの段位も持っている。最近ではおわら盆エジプト記念講演に参加して 夕日のスフィンクスを背景に踊りを披露したようだ。

帰国後その時の体験を基に本を書いて国立図書館に寄贈、感謝された。

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蕎麦打ち、おわら盆の踊りなどその多趣味を活かしたボランテイア活動にも熱心だ。団塊の世代の一つの生き方の手本のような気がする。彼の活動はブログに詳しい。「mikiosoba」又は「笑甲斐」でアクセス可能です。蕎麦打ち、おわら盆、社交ダンス、富山の暮らしに興味のある方一度アクセスしてみてください。

私個人は一度彼の打った蕎麦を食べてみたいというのがささやかな夢のひとつになっている。

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ピカソは何故もてるのか

 年賀状に「ピカソは何故あんなに女性にもてたのだろうか?」と書いたら  メールで教えてくれた人たちがいる。

富山の友人からは「ピカソはあなたが持っていないものを持っているからもてたのです。デブで貧乏なあなたと違ってピカソはハゲで金持ちだからもてたのです。」

会社の後輩からは「画家は相手に平気でヌードになることを要求できるからです。ちなみに先輩がおなじことを要求すると殴られる可能性が高いのでやめるべきです」

学部生で21歳の女性からは「ピカソは神秘的な眼が素敵です。山本さんの目は堕落しています。居酒屋、カラオケでアルバイトの女性にやたらと声をかけないでください」

するどい指摘が多い。しかしわが仲間に芸術を理解するひとたちが少ないこともこれでわかった。

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外ねこのシロ

 シロはややメタボなねこである。容貌はできそこないのモアイ像に似ている。ゆったりと移動する。一目見てかしこくないことが感じ取れるタイプだ。眼をほそーくしてものを見るので近眼なのかと思ったが普通に見えるらしい。011

働きものである。朝食と夕食以外の時間は外回りの営業に出る。晴れていれば朝六時から夕方五時半まで11時間半ほど働いている。熱心な営業には訳がある。我が家が提供する食事が口に合わないらしいのだ。缶詰のエサは食べるがカリカリエサにはほとんど手をつけない。もっとおいしいエサを求めて営業に出るのだ。向上心のあるねこである。三軒ほど得意先があるらしいが我が家が最下位ランクらしい。

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時々玄関に出たときシロと鉢合わせすることがある。そういう時シロは残っているカリカリエサのところに飛んで行き食べている。「イヤーお宅のエサも頂いていますよ」とデモンストレーションするのである。大雨が降る日は営業に出られず我が家に入り浸りとなる。そういう日は他の家のエサを当てにできない場合がある。その日に備えてゴマを擦っているのである。シロくんは野良ねこの鏡といえるほどの外交上手なねこなのだ゛。

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芥川賞に挑戦する

 1/6、文藝クラブ「ライターズ」の今年初会合があった。今年度の目標が話題になる。二年生の仲間が芥川賞に挑戦したいと言う。大胆素敵。それではメンバー全員で挑戦することに。立教の千石教授の言葉を思い出した。「畳めないほどの大風呂敷を広げてチャレンジしよう」まさにこれである。結果はどうあれ今年は芥川賞にチャレンジした年として記憶に残る年になりそうだ。

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船の仲間からの召集通知

 30数年前、生産性の船に乗った。会社の違うメンバーと組んで10日間ほどの洋上研修。シンガポール、マレーシア、香港を訪れた。その時のグループが五年毎に集まっている。。第一回は奈良、琵琶湖、そして東京、神戸と続いた。集合場所は各人の住む地域を交代でめぐる、今年は富山から召集通知が届いた。7月、集合場所は富山駅前ドトールである。さて五年ぶりに会う仲間にどんな変化が起きているのか。今から楽しみである。

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