「日本のシュルレアリスム」展
立教セカンドステージ大学、千石教授からでシュルレアリスムの講義があった。ちょうどその日に板橋区立美術館の「日本のシュルレアリスム」展を見にいった。池袋から急行でひとつ目の成増で下りて、バスで10分程度で到着した。
入場は無料。渡辺武『祈り』
何やら雲がひとの顔のように見える。まあこれは絵がきれいだからまだいい。
中村宏『富士二合』1955年
富士山が画面上に見える、植物の視点から富士をみあげたのであろうか?
他にも70点ほど展示されていたがなんだかよくわからなかった。シュルレアリスムを読み解くキーワードは「夢」『無意識』であるという人がいる。絵に何が描いてあるかを理解しようとしてはいけないという人もいる。
そうなのかもしれないがではどうすればいいのか? 麻雀であれよあれよという間に完敗した気分になった。
後日、ゼミ仲間のWさんもこの展示会に来ていたことを知った。彼女も理解できなかったという。やや安心である。とてもいい友達なのだ。彼女からその時の講演の話を聴いた。
日本のシュルレアリスムと瀧口修造』という講演。講師は田辺さん、今は大学教授、平凡社の社員で瀧口先生の私的なサポートもしてきたようである。
瀧口修造はとても貧乏な生活で、葬式のとき、立派なお棺を注文して、田辺さんはお弟子さんたち(?)から「こんな立派な棺にいれるのは瀧口さんをを侮辱するものだ。これからの生活の事も心配してお香典をもってきたのに無駄遣いする。」と怒られたそうだ。けれど奥さんは、「生きていたとき、小さな机にむかって狭い部屋で体を無理して原稿を書いていた。ひろびろとしたお棺で旅出させてやりたかったので、田辺さんに立派なお棺にしてほしいと頼んだのだ」といわれたという事で、いい話だと思った。
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