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「ビジョン2021」バングラディシュ

 

21世紀社会デザイン研究科公開講演会 7/6
「バングラデシュ ビジョン2021における政治・経済と医療の新動向」を聴いた。講師はハルン・オル・ラシッド 氏(ダッカ大学教授)ダッカ大学政治学部教授。専門は政治過程論。主要な著作は『バングラデシュの夜明け:バングラ=ムスリム同盟とムスリム政治19061947』、『ベンガル政治の内側193647年』など。

バングラデシュ(旧東パキスタン)は、南アジアにあるイスラム教徒主体の国である。首都はダッカ。インドの東側に位置し、インド洋に面する。ベンガル湾に注ぐ大河 ガンジス川を有する。国境のほとんどをインドに接するが、一部ミャンマーと接している 。 .

女性の自立を支援するグラミン銀行で有名である。

バングラディシュの最南東部にあるチッタゴン大学経済学部長だったムハマド・ユヌス氏が1976に個人的にお金を貸すことからはじめ、1983政府から承認された銀行。この銀行の貸付制度はマイクロクレジットとよばれ、貧困層にお金を貸し、生活の向上を促す活動を行っている。女性を中心に500万人以上に貸し付けを実施した。

無担保にもかかわらず、貸し倒れ率は2%ほどで、驚くほど低いという。

創設者のユヌス氏は2006ノーベル平和賞を受賞した。

バングラデシュは「アワミ連盟」と「BNP」という二大政党が5年ごとの選挙のたびに政権交代を繰り返してきた。1991年にはBNPが勝ち、1996年にはアワミ連盟が勝ち、2001年にはBNPが勝つ、という具合である
バングラデシュで昨年12月に実施された国会(1院制、定数300)選挙は30日、開票の結果、ハシナ元首相率いる野党のアワミ連盟(AL)が全議席の3分の2以上を獲得し、圧勝した。ジア前首相のバングラデシュ民族主義党(BNP)は汚職体質を批判され大敗した

アワミ連盟 ハシナ氏

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 首相のポストが世襲化しているのは日本も同じだが、バングラの場合にはもっと重傷である。人々が政党を支持する理由として真っ先に挙げるのが、過去の英雄たちの名前なのである。
 つまり「シェイク・ハシナは独立の父ムジブル・ラーマンの娘だから」、あるいは「カレダ・ジアは偉大なジアウル・ラーマンの妻だから」投票する。党の政策ではなく、リーダーとしての資質でもなく、総裁の出自にしか注目が集まらないという特徴がある。

ラシッド教授はこの選挙のマニュフェストを説明する

教育の項目では

     2010までにすべての人の小学校への入学

   2013は大学教育の無料化

IT教育では

  2013までにすべて中学校でのIT教育の普及

  2021までにすべての小学校でのIT教育の普及

 講演を聞いて思ったこと。一人の大学教授が外国で選挙のマニュフェストを講演する。日本の教授でこれをする教授がいるだろうか?

教授の志の高さを比較していうのではない。外国にでかけ、堂々と発表できるマニュフェストを持つ政治があるか、ないかの話である。

総選挙も近い、各党のマニュフェストを読んでみようと思う。

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