映画「降りてゆく生き方」
90才に近くなった母が自分に来た年賀状の名前を見て相手を思いだせなくなった。我が家に尋ねてくれた長年の友人も名前が出てこない。それを見て母が私に「人間年をとるとこうなるよ、意識がはっきりしている内に整理するものは整理した方がいいよ」と教えてくれている感じがした。私が60才の時である。
850枚ほどの年賀状の交換を50枚に減らすことにした。15程定期的に出席していた会合も3つにしぼりこんだ。現役時代は『足し算』、リタイア後は『引き算』に変わる。先輩の経営者がリタイアして「それまて自宅から会社の行き帰りを役員車で送迎してもらい、車の中でも仕事をしていた。退職後近所を散歩して各家に花が咲いていることに始めて気がついた。「現役時代は見えなかったものが見えるようになった」と教えてくれた。
会社の業績向上、利益の拡大のために24時間を使う。時には自分の信条を曲げることもある。リタイア後は自分のためにがすべてに変わる。
武田鉄也主演「降りてゆく生き方」はリタイア後の『引き算』の生き方のヒントになる作品だ。7/4 立教セカンドステージ大学・立教大学ボランティアセンター主催、池袋キャンパスで観賞会があり、それを観にいった。
団塊の世代の生き方を描いた作品であるが教育映画ではない。上質な娯楽作品になっている。武田鉄也の自分の思い通りにいかない場面でみせるユーモアあふれるギャグやしぐさに笑いがこぼれる。刈谷俊介演ずる米づくりの名人がみせる頑固一徹な職人気質と人に対する温かさ、澤田雅美、酒造りの奥さんが語る人の生き方に共感する。団塊の世代だけでなく若い人たちにも薦めたい 朝日新聞の映画評にならえば![]()
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の評価になる。
7/12 調布市グリーンホール(調布駅南口すぐ)で10:30,14:30.18:00の三回上映される。
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コメント
ご無沙汰しております。映画「降りてゆく生き方」の紹介有難うございます。ホームページ「降りてゆく生き方」を見る限り、こだわりのある良質な映画のようですネ。「堕ちてゆく生き方」をしないためにも、機会があれば、是非見たいと思います。ただ、残念ながら、今のところ、大変限定した公開方法のようです。
投稿: K.Kurosawa | 2009年7月 6日 (月) 09時56分