昨年10月から3か月ほど法政大学のオープンカレッジ
で
「小説の書き方」小説家の佐藤洋二郎先生の講座に参加した。ビジネス文しか書いたことがないので文章修行の軽いノリで通った。小説を書くなどとだいそれた気などまったくない。実際文章はほとんど書かなかった。佐藤先生の話の面白さ、人柄の良さに魅かれて通っていた。この人の『沈黙の神々』は私のおすすめの本である。全国の無名の神社巡りのエッセーだが大人の読むべきものという感じの本だ。
佐藤先生の言葉に<創作の「創」という文字は「はじめ」という意味もありますが゛、「きず」という意味もあります。小説を書くということは他者も自分も傷つけることがあります>よくわからないけれど、なんとなくわかるのだ。佐藤先生はまた「小説はひとりでは書けない。仲間で集まって勉強会をやったらどうですか」と提案していた。
今年の6月この佐藤塾の生徒が集まって勉強会が始まった
。 呼びかけの主は19才の女子大生(写真)である。これに 大学生、社会人、もうすぐ後期高齢者の私も参加した。この中から芥川賞受賞者が出るかもしれないというのは冗談だが、秋になったら佐藤先生をこの勉強会に招待して楽しい酒を飲みたいというのが生徒たちのささやかな目標である。
佐藤 洋二郎(さとう ようじろう、1949年6月 )は小説家。福岡県生まれ。中央大学経済学部卒業。1992年に処女小説集『河口へ』を上梓。日本大学芸術学部教授。
1995年: 『夏至祭』で第17回野間文芸新人賞
2000年: 『岬の蛍』で第49回芸術選奨文部大臣新人賞、『猫の喪中』で第123回芥川賞候補
2001年: 『イギリス山』で第5回木山捷平文学賞
著書の一部
極楽家族(講談社,2000)
実戦小説の作法 (日本放送出版協会,2002)
南無(集英社,2002)
おーい、宗像さん(講談社,2002)
ミセス順(文藝春秋,2002)
福猫小判夏まつり(講談社,2003)
人生の風景(作品社,2004)
沈黙の神々(松柏社,2005)
夏の響き(集英社,2005)
やきにく丼、万歳! おやじの背中、息子の目線(松柏社,2006)
未完成の友情(講談社,2006)
恋人(講談社,2008)
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