ビジネス

帰国報告会

 輸入ビジネスを勉強した時の仲間の一人がニューヨークから帰国し、報告を兼ねた飲み会があった。

 Kさん、専業主婦、色白の美人、大学生の娘がいる。この人輸入塾のころからパワフルな行動で周囲を驚かしていた。先生がアトランタで商品見本市があるというとすぐさまアトランタに飛んで商品を買い付ける。日本で生活雑貨の見本市が開催されるとき。先生に「出来れば名刺を作った方がいい」とアドバイスされ、あっと言う間に会社を起こす。

 とにかくスピーデイな行動をする人だ。今回も単身ニューヨークの語学学校に入りカタコトの英語力だったが帰国する一年後には電話で話せるようになったという。英語づけの生活をするため、あえて日本人のルームメイトを求めず、現地のバレーダンサーと共同生活をしたとのこと。その相手がゲイだったことを話し、ゲイはとても優しいよと笑っている。

 行きつけのレストランで料理の腕前を披露したらおいしいと評判になり、それが縁でレストランを経営しないかと提案されているらしい。近じかまたニューヨークに飛ぶという。この人にはいつも驚かされてばかりだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

現役アナウンサーの情報伝達技術

 人前で話す。そのコツを伝授するという勉強会にさそわれた。中小企業診断士協会中央支会の主催、講師は元テレビ金沢アナウンサーで現在フリーアナウンサーの堀江政史さん。

Photo_3  話の中で「勝負は初めの30秒」という話題があった。いわゆる「つかみ」だ

 つかみの役割は「ん?なんだろう」と振り向かせる。つかみの材料としては

 話す中身の中心を要約する。または話題と離れた面白い情報を話す。2つのタイプがあるようだ。

 事例としては 今回の選挙で自民党が比例名簿順位で党の執行部から当選が困難とされる順位を言い渡された猪口元少子化担当大臣が総選挙に出馬しないことを決意した記事を取り上げ、つかみとして

 「大臣を経験した小泉チルドレンにも、厳しい現実です」が挙げられた。なるほどわかりやすい。

 この講義は90分間。pm8:00終了予定だった。堀江さんの話は7:59分59秒で終わった。プロというのはすごいものだと思った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ギフトショウから見えること

 日本最大の生活雑貨の展示会「ギフトショウ」ビッグサイトで開催。この展示会を毎年チェックすると消費のマクロトレンドが見えてくる。

010

展示ブースの作り方は年々レベルアップされている。

004

005

 今年大幅に縮小されたゾーンは化粧品関連だ。多くの化粧品メーカーは今年は化粧品の需要が縮小すると判断したらしい。

 拡大したのはアパレルゾーン。ナショナルブランドではなくマイナーなブランドが多い。ギフトショウの最大入場者は雑貨の専門店。これらの雑貨ショップに向けてアパレルを売り込もうという作戦だ。アパレルが成長トレンドにないことは周知の事実。新しい売り先開拓のためと思われる。

006

  毎年倍々ゲームでスペースを拡大しているのが中国ゾーンだ。今年は特に中国、韓国からのバイヤーの見学者も増加している。

001

上海から来ているボトルメーカーのシニアマネジャーと話しをした。日本のNBメーカーの生産を受託しているメーカーだ。自社のオリジナル製品を今年初めて持ってきてブースを展開している。「なにかアドバイスを」と言われたので日本のボトルメーカーのブースを3か所連れて歩いてみた。説明は何もしない。シニアマネジャーが「日本のメーカーはプレゼンがうまい。商品の良さをわからせる陳列をしてますね」という。

 商品の品質は日本に追いつきつつある。このメーカーで言えば、ほぼ日本の品質と変わりがない。しかもコストを尋ねると、類似する日本製品の6割程度だと教えてくれた。彼らがプレゼンを含む「売り方」を身につければ、日本のメーカーを追い越すだろうことは間違いない。そのとき日本のメーカーは市場を切り開く新製品を開発できるだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

転勤族

 地方の支社に支店長を送る。人選が難しい。支店長クラスになれば当然既婚者が多い。まず子弟の学校問題がある。この理由で単身赴任になるケースが多い。家族帯同の場合、奥さんが地域になじまずノイローゼ気味になるケースもあった。単身でいけば健康管理が問題になる。また現地での女性問題も心配になる。誰を送るか人事担当の悩みはつきない。

 同期に入社でこの悩みを吹き飛ばしてくれる人がいた。趣味は仕事。仕事は抜群にできる。独身、体型はパンダに似ている。実際あだなは「イエローパンダ」顔はいかつい。女性問題では完全に安全パイ。北海道、名古屋、各支店を渡り歩く転勤のエキスパートになった。

 その彼が退職後、北海道に移り住むというので送別会があった。もともと新潟県長岡の出身の筈である。千歳空港の近くにだいぶ前からマンションを購入してあるとか。北海道の支店から異動後もたびたび北海道に行っていたらしい、理由を尋ねると見せてくれたのがこの写真だ。

Photo

北海道支店勤務のころ、休みにでかけた山歩きでこの景色に出会いすっかりはまってしまったらしい。それがきっかけで本格的な山歩き、風景写真が趣味になったらしい。退職後は存分の山歩きをしたいと考え、今回やっと念願がかなったとうれしそうだ。送別会後仕事以外に何もできないという友人の一言「地方まわりが多く気の毒だと思っていたけど、こっちのほうがよっぽど気の毒だと思えた来たよ」同感である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

[国際] 文具・紙製品展 ISOT 2009

 我が国最大の文具の展示会。今年で20回目になった。アドバイスを頼まれているベンチャーが出店していることもあって覗いてみた。

入口でバンド演奏? 文具とどんな関係が?

003

かなり人は入っている。

004

目についたのは中国の出店小間数の多さ、海外からの出店では一番広いゾーンを確保している。

005

ノートの小間をのぞくとデザインが年々良くなってきている感じである。

日本文具大賞受賞作品を見る。

Image

Image_2

大賞受賞作品は6つある。その中の2点。かなり売れそうな気がする。気がかりはアジアの海外メーカーが類似品を作ってくる可能性があること。

 そんなことを考えながら会場を出て、駅に向かっていたら、会社の後輩がおにぎりを食べながら会場に向かってくる。「昼飯を食べる時間がなくて」という。1,2分立ち話して別れる。自分の現役時代もそうだった。食事ははほとんど移動する車の中と言う日が10日間続いたこともあった。売上不振が続くとなぜか会議が増える。報告書も増える。それに時間をとられて良い企画を考える時間が不足する。「悪魔のサイクル」に入る。後輩の後ろ姿に頑張れよと声をかけて大学に向かった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ベンチャー企業の若手たちと

 宇都宮線石橋駅、一年間通った駅だ。製作機械メーカーから消費材メーカーに転じた若い企業からのSOSに応えた。商品を作って売り込みにいったものの相手の話す言葉がさっぱりわからないという

009_2

 用語の解説から始めた。「上代」「下代」「定番品」「販促品」なんのことやらわからないと言う。。「上代」=売価、「下代」=原価、「定番品」=一年を通して取り扱う商品、「販促品」=広告の品などごく短い期間で売り切る商品。まるまる2日間かかった。

 それが終わると「競争相手が多い商品に必要とされる商品開発の条件はどんなものなのか?」

 「同じチェーンストアで同じ商品を同じ価格で販売するのに売れ数に大幅な違いがでるのは何故か?」

 「店頭の売り上げをあげる為にメーカーは何をしなければならないのか?」

 「バイヤーを説得するための最大の殺し文句とは?」

などなどを考えてもらった。流通未経験の彼らには高すぎるハードルの内容だったかも知れない。しかし競争相手がこちらが素人だからといって手加減する筈もない。無理をしなければ競争に生き残ることはできないのだ。

一年が経って、商品を大型専門店や大手スーパーが扱ってくれるようになった。彼らは見事にハードルを乗り越え実績をつくった。

 彼らの成長スピードは私の当初の予想をこえるものだった。当初目標の売上げも達成した。一年間の契約期間も本日で終了した。

 帰りの新幹線で飲んだビールはいつもの3倍もおいしい味がした。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

明日の流通産業の未来を担う人々へ贈るメッセージ

 地方の友人に頼まれて2年ぶりにららぽーと横浜に観に行った。土曜日で人出はかなりのものだ。

002

011

本屋さんで懐かしい書籍に出会った

028

 渥美俊一さんの「チェーンストアへの道」シリーズ。会社に入りたてのころ、この本をバイブルのようにして、勉強した。スーパーが社会的認知が低く「スーと出てパーと消える」と言われた時期である。親戚のおじさんから「なんで大学まて出て大の男がキャベツを売るのか」と嘆かれたことを覚えている。

 流通業の参考図書と言えばこの本しか日本にはなかった。立教大学社会学部の野々口格三教授から流通業を学んだ会社の先輩をリーダーに休みのたびに集まってこの本を読んだ。流通革命を起こそうと本気で思っていたころだ。若気のいたり。

午後は法政大学、外堀校舎でセミナーに参加する。

035

029_2

 講演の一番バッターは渥美俊一さん。冒頭で「大正15年生まれ83歳です」とおっしゃった。渥美さんの次がイトーヨーカドーの村田社長、最後がライフの清水社長。清水社長も大正15年生まれだそうだ。大正生まれ、油断できない世代の人々である。

| | トラックバック (0)

品質基準

 5/11東京ドームホテルで打ち合わせ。海外にものづくりの拠点を持つメンバーとの定例の会議。打ち合わせのあとホテル内のレストランでランチになる。

003

Photo

 メンバーからの発言「いや、中国からの輸送では、乱暴に取り扱うので商品の入った段ボール箱の角はつぶれていることが多い、苦情を言っても『商品の中身は大丈夫』の一点ばりでね」

 他のメンバーからは「外箱ならまだいいよ。こちらはスーツの裏生地がブルーなのに一部赤で納品されたことがあった。裏生地だからかまわないと思ったらしくて」次々と商品の品質管理の甘さが披露される。

 寝具メーカーのトップからの発言。「日本人の品質に対する要求水準をほんの少し下げるだけで価格は大幅に下げることが可能になる」ふとんに対する針の混入を防ぐための検査体制に莫大な費用を投資した経験のある人の発言だ。

 ブルガリアから輸入した蜂蜜に蜂の羽が混入していたのでメーカーに苦情を言ったら「より自然から作った証、羽をのぞいて食べて欲しい」と回答があった時のことを思い出した。

 曲がったきゅうりを嫌う、不揃いの大根やネギを容認しない。という品質に対する意識が日本の消費者にある。

 中国の生産者の品質管理の意識の低さ、日本の消費者の異常とも思える品質基準に対する要求、双方共に意識改革の必要がありそうだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

創業支援の現場から

 公的機関の創業支援アドバイザーを引き受けて一年間が経過した。対象は経験のある商業部門。商品開発、店舗づくり、販売促進指導が主な業務になる。本業は学生なのでアドバイザーの仕事は週一日程度におさえている。起業を計画する人は多様な人たちだ。定年退職した人。子育てを終えた主婦、会社に見切りをつけたビジネスマンやOL、なかには現役の大学生もいる。

 一番多い質問はこれだ。「創業塾などの研修に出ると講師の先生が大手と同じことをやってはいけない、オンリーワンを目指せといいます。言ってる意味はわかるんですが、具体的にはどうすればいいのでしょうか?」

 自分のお母さんが足が弱ってきてステッキが必要な年齢になり、ステッキを選びにいったら黒と茶の味気ないデザインのものばかり。おしゃれ好きのお母さんの為に海外に出かけたときかわいいデザインのステッキを買ったことがきっかけで「素敵屋さん」というステッキ専門店を開業した女性がいる。

 花の好きな友人が病気で入院したので花を持って見舞いにいったら生の花は持ち込み禁止といわれた経験からアレンジフラワーを探したひとがいる。それを探す過程で花好きなのに過敏症で生花を自分の部屋に飾れないひとがいることもわかった。そのためそういう人たち専用のドライフラワーを集めて花屋さんを始めた女性がいる。

アマチュアのランナーで各地のマラソン大会で走っている人が、ある時スポーツシューズの靴ひもを変えて走ってみたら、時間短縮した。その経験から靴ひもを変えただけでも気分が大きく変わることに気づいて、世界中のスポーツシューズの靴ひもだけを集め起業した人もいる。

 自分の半径5m以内で不満なこと、不便なことを洗い出すことが出発点になる。事業ドメイン、起業コンセプトなどというセリフにごまかされないこと。身近なひとが困っているのにまだ解決されていないものを見つけ出すことがオンリーワンなることにつながっていく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

人事異動の季節

  北から南から人事異動の報せが届く。大手小売業の役付き者の女性から「子づくり、子育てのため退職しました」とメールが届く、人員削減、パート派遣の増加、結果として役付き者の女性は深夜帰宅が続いたらしい。30半ばの年齢を考え決意したとのこと。スーパーの店舗の営業時間はコンビニエンスストアに対抗するため延刻化がすすんだ。仕事も子供もという環境になっていないの現状だ。

 文章修行の仲間が名古屋に転勤になるという。ジャイカ国際協力機構が名古屋に拠点を設けるのに関連しての異動のようだ。若い時は海外青年協力隊としてヨーロッパで活動し、各地の拠点新設を経験したことで選抜されたらしい。「さびしくなるね」という私に「いやこの文藝クラブの名古屋支部ができたと思ってください」と言われた。インターネットによる活動への参加を提案された。ネットが遠隔地との共同作業を可能にすることになるだろう。

  後輩たちからは「現場に復帰しました」という連絡が多い。アラカン世代、還暦前後の連中。不況がつづく中で団塊の世代の大量退職、過剰なリストラが実務を知るリーダーの不足という結果を招いた。苦肉の策としてベテランたちの現場復帰になったらしい。困難な時代に豊富な経験と知恵を発揮してもらいたい。

 ドラッグストアの営業部長から大胆に転身した人からも開業の報せがあった。「小生も元気で頑張ってこれから社会に貢献できる事が出来たらと
思いプチ開業する事にいたしました。」

お知らせ!

はり治療始めました

私武内は21年3月で東洋鍼灸専門学校臨床施設でのインターン施術を終了いたしました。(期間中延べ約100名)そこでこの度プチ開業(完全予約制)をして、皆様の健康管(癒し)のお手伝いをしたいと思っておりますはり、灸治療に興味をお持ちの方はどうぞこの機会にご用命ください。心底よりお待ちしております。

   連絡先  豊島区巣鴨4-15-10

               ティアイメゾン301

鍼  灸東京都鍼灸師会会員  武内 潔

連絡携帯電話番号 090-1656-0444

施術所  文京区向丘1-7-15安藤ビル3F

       レンタルサロン サロン・ド・ソフィア内

     都営三田線白山駅A1出口 徒歩5分

   施術日 毎週木曜日   時間 18時~21時

   施術料 3000円 施術時間 約60分(着替え含む)

 それぞれの人が新しい環境に直面する季節である。さてこちらは立教セカンドステージ大学も二年目に入る。一年を振り返れば飲み会、カラオケのことしか記憶にない。人事異動した仲間は新しい環境に向って必死に努力するはずである。こちらも負けずに飲み会の回数を減らし、学生の本分である勉学に全力をあげる決意をした。そうは思っても、人事異動の季節にもう何十回とこういう決意をしたが結果として実行したことがないのは何故なのだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

太ももの会

 3/18「アグリビジネスネットワークフェア」池袋サンシャインシティ。農業関係のフェアが急増している。

013_2

山形県酒田市のブース。

014_2

太ももの会、ユニークな名称に惹かれて立ち寄ってみた。

Image

農事組合法人 「太ももの会」 名前の由来を聞いてみた。

「20年ほど前、童話の『もも』を読んでいて、何気なくテレビをみたらミニスカートの女性の一団のふとももが画面いっぱいに映っていたので、これだと思って会社の名前にした」と教えてくれた。日本の農業が大丈夫なのだと思った瞬間である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

フランチャイズショウ

3/12ビッグサイト、フランチャイズショウの最終日。

0111

ラーメンのフランチャイズ募集が多いのは昨年と同様。

014

今年の特徴は高齢者向けの弁当、夕食の宅配サービスが増えていることではないか。

もう一つははこれ

0131

10円饅頭のブース。二つほど出店していた。生活防衛志向のニーズにピッタリだと思う。もう一つのブースで聞いてみると10円饅頭が売れすぎると赤字になるとか。「成功の秘訣はいかに10円饅頭の売れ行きを少なくするかです」という。うーんわかったような、わからないような話。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アメリカ流の広告作法

 1956年ごろ日本のスーパーマーケットが本格展開を開始した。それ以来、日本のスーパーマーケットのお手本は常に本家のアメリカのスーパーマーケットだった。製販配が米国流通業の視察団を結成してそのノウハウを取り入れてきた。初期のころは生鮮食品のセルフ販売を可能にしたオープン形式の冷凍・冷蔵ケースの導入。管理面ではどんぶり勘定だった売り上げ管理方式を分類別管理方式に転換したことなどアメリカのスーパーが日本のチェーンストアに教えてくれたものは数知れない。

 その中にアメリカのやり方で日本のチェーンストアが取り入れなかったものがある。「比較広告」の手法である。比較広告は、自社や競合する他社の商品と比較して優位性をアピールする広告の手法で、価格や性能などの数値を引き合いに出して商品をアピールするもの。欧米型の代表的なものとして、相手の商品と比較する広告が多い。この方式はあまりにあからさまな感じがするという点で日本では定着していなかった。

 本日、日本経済新聞の全面広告でスーパーマーケットの比較広告が掲載された。

004

 雑貨の商品を10アイテムほど マツモトキヨシでイトーヨーカドーで購入した場合と西友で購入した場合 総額でいくら違うかをアピールしたのだ。写真のとおり西友が一番安い。まさに直球勝負の比較広告である。広告主の西友はアメリカ最大のスーパーウォルマートの傘下にある。アメリカ流の広告手法を取り入れるのは自然な流れと言える。

これは日本のスーパーマーケットの国際化、言い方を換えれば「仁義なき戦い」の幕開けなのだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.流通ルネスサンス展示会

 東京国際展示場.ビッグサイトで「街づくり・流通ルネサンス」のタイトルで展示会が開催中。

Side_shopbiz_map_ja

Photo

 流通関連の新システムを集めた「リテールテックJAPAN」のゾーンを見学。電子マネーの活用、無線自動識別タグの活用など新システムの提案が多い。

 会場内で大手チェーンストアの情報システムの部長と遭遇した。「どう使えそうなものあった」「全然、去年と内容が同じですよ、特に見るべきものはありません。3時間も歩いて収穫ゼロでした。」「なにが問題なの」「今小売業は店舗を大幅に削減したり、場合によっては人員削減するところまできてます。大転換の時期です。メーカーさんの提案はちょっと便利になりますとかトータルでシステムを導入すれば効率がよくなりますとか。こちらのニーズとズレている感じですね」

 「今我々はどうすれば売り上げが上がるのか、GMSに導入するべき新業態とは何か?で頭が一杯です、そこにパーツで少し改善できますよではピンと来ませんね」「それはわかったけど ではどうして3時間もかけてみて歩いているの」「いや だから 無駄足になるのもなんだから、この会場の中で一番かわいいコンパニオンがいるのはどのブースか探して歩いているんです」

Photo_2 この人はその昔、POSシステムの導入期にアメリカのスーパーマーケットに行き店頭のバーコード付きのプライスカードをはがしまくって日本に持ち帰ったという武勇伝の持ち主だ。

あれから数十年、転んでもただでは起きないというこの人の精神はまったく衰えをしらないようだ。

それではこちらも美人コンパニオンの捜索に出かけるとしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

会社が社員を守れない

 2/25農協が主催する国産農畜産物商談会に行った。会場は六本木ヒルズ、アカデミーヒルズの40階、北海道から沖縄まで各地の名産品が出品されている。それにしても高層ビルの40階でジャガイモである、なんたるミスマッチなのか。知人に「すごい場所でやるね」といったら「食品偽装問題でブランドの信用が落ちて、信用回復の意味もあってね」という。

 食品偽装問題の原因を経営者のモラル喪失という意見が多い。私の関心は何故偽装が公になったのかにある。偽装の内容は内部の人間でなければ知りえないことが多いことを考えると、内部告発によるものが大半だと思う。企業の社会的責任が叫ばれ、たとえ自分の会社でも間違ったことをしていれば告発いるのが当然という風潮になってきた。そのことを健全だという人もいる

しかし「身内の恥は外に出さない」10年ほど前の社員の当たり前の行動だった。何が原因で変化したのか。会社は生き残りをかけて利益優先、成果主義に走る。リストラ、賃下げ、福祉施設の売却、日本的経営非効率的な部分の見直し。長くまじめに働いていたら「そろそろやめてくれないか」の肩叩き。「オレの会社意識」が失われていく。会社が会社のみを守ろうとして社員を守る余裕がなくなりつつある。ならば社員も会社を守るのがばかばかしくなったのではないか。

グローバルスタンダード、アメリカ的経営の押し付けにすぎない。構造改革の名のもとに行われる社員、アルバイトいじめ。食品偽装告発は会社の心変わりに対する社員たちの報復のように思える。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ファイルが苦手と言う人に

文房具の新製品大好きという友人が教えてくれた。会議の時必要な資料をいくつかのバインダーから抜き出して会議に臨む。バインダーのロックを外して必要なところだけを抜き出し会議が終わればまたバインダーのロックを外して元にもどす。どこに収めるかを探すのが面倒で一番上にファイルして次に探せなくなるということの繰り返しになる。そういう私のファイリング能力を熟知している友人がおまえさんにピッタリだよと教えてくれた。

Image

このファイルは差し込むだけでとじることができる

はずした後はファイルとして使用できる

という便利さがある

Photo

もうすぐ日経MJ新聞にも紹介されるらしい。なんでそんなことまで知っているのかと聞いても笑ってごまかされた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ギフトショウから見えること

 2/6 日本最大の雑貨展示会、ギフトショウの最終日。

003_2

インポートゾーンでは中国のブースが最大のスペースを使っている。インドのブースにも人だかりが多い。そのうちロシアブースも出店してくるだろう。カテゴリーではガーデニングゾーン、香りのゾーンのスペース縮小が目立つ。衰退カテゴリーに見える。

最も人を集めていたのは全国の商工会が支援している各地の食の物産展、ギフトショウの通りの三倍はにぎわっている。001_4

雑貨の展示会で最も人気があるのが食の展示会という不思議な現象になっている。各メーカーとも新製品らしい新製品が出ていない。マイナーチェンジでお茶を濁している。不況下冒険は避けたいという気持ちが伝わって来る。

そんな中で今回のギフトショウのこの一品はこれだ。「ウェザー電波クロック」5250円。

Image

気圧を電波で感知して6時間先の天気を予測表示する時計らしい。誰がどんなニーズでこの商品を買うのか?6時間先の天気がわかるとどんな手が打てるのか。どう考えても思いつけなかった。社名からして中国のメーカーらしい。なるほど中国大胆元気である。ギフトショウいろんなものが見える展示会である。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

名参謀のことば

 某大手食品メーカーのYさん、名秘書室長として業界の有名人だ。あるとき「Yさん 対外的な社長コメントはすべてあなたが書いている。重要な政策のアイデァはほとんどあなたが出しているって聞いたよ、あなたが社長やった方がいいんじゃないの?」「そうはいかないんですよ。例えばトップはヒマラヤの頂上にいるとしますね。わたしは一番近いペースキャンプにいます、トップの動作はすべて見えます。歩く、しゃがむ、北を向いている、くっきりとみえています。でもねわたしにはトップがそのときどんな風を受けているのか?どのくらいの強さの風なのかわかりません、トップとわたしの違いはそこにあります。」プロは『やりたいこととできることを分けて行動できる人』と聞いたことがある。Yさんはまさにプロの参謀役なのだろう。それがわかった上で彼の社長としての仕事を見てみたいと思った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ベンチャーフェア

  木村拓哉 テレビドラマ「HERO」は全話視聴率30%以上を記録した。人気の男性アイドルである。ドラマでのファッションや髪型がよく話題になり、1990年代後半には木村を真似たロン毛が大流行した。木村拓哉のファッションをまねても彼のように人気がでないことは誰でも知っている。

Photo

 ところがこれと似たようなことをマネジメントの世界でやることがある。優れた企業の成功した要因を調べて自分の企業にとりいれる、「ベンチ・マーク」という手法だ。優れた企業のやりかたを真似たからといって自分の会社が優れた企業になるわけでもないと思うのだが「MBA」でも盛んにベンチ・マークの手法を教えている。そしてほとんどの企業が失敗している。

ベンチ・マークが成功するためには2つの条件がある。ひとつはタイミング、その企業が成功した時代、環境は今も続いているか?変化の激しい時代五年も前の成功事例を追っても成功はおぼつかない。もう一つはベンチ・マーク先の企業と自分の企業の共通点と相違点を徹底的に調べ上げ取り入れ可能なことを抽出することである。木村拓哉は1995年から毎年ベストジーニストに選ばれ1998年にはベストジーニストの殿堂入りを果たした。だからといって短足の人間がジーンズを履いてキムタクを気取ってもどうにもならないのと同じである。自分の企業の持つオリジナリティとは何かを考えるのがベンチ・マークの出発点ということになる。

1/21から有楽町の国際フォーラムでベンチャー企業の展示会が開催された。ベンチヤーのオリジナリテイを見に出かけてみた。

009 g@2s

ギフトショウと比べて女性の見学者が少ないのが気になったが当日一番の私のお勧めブースを紹介しておこう。継ぎ足す醤油の量によって同じ皿の絵柄が変化する「醤油絵皿」fantasutekiという会社の商品だ。

Image

ヒット商品になるかどうかはわからない。しかしこういう発想に出会うと日本の中小企業の未来は明るいと思えてくるのが楽しい。

| | コメント (0) | トラックバック (1)